五十肩
五十肩予防体操
五十肩を予防するための体操をいくつか紹介します。
五十肩を予防するには、体の動きを改善する必要があります。
五十肩は、肩関節の炎症です。
ですから、肩関節自体を無理に動かすような、また痛みの出るような体操は
避けるべきです。
五十肩を予防するには、肩関節自体の体操ではなく、肩関節に負担をかけない
体を作るための体操が必要です。
つまり、五十肩を予防する体操は、五十肩を治療する体操ではなく、肩関節に
負担をかけない体を作るための体操だと思って下さい。
【 五十肩の予防体操(その1)】
@椅子に、浅く腰かける
A手を膝の上にのせる
B片方の手を体の前に出す
手のひらを下に向け90度=床と平行
※痛いときは、痛みの出ないところまで!
C肩、上半身をゆっくりと倒しながら、手を前に出す
体ごと、肩関節に負担の掛からないように肩の力は抜いて、
上半身をひねるようにするのがコツ!
D伸ばした状態で深呼吸
Eゆっくり戻す
F反対側を行なう
※五十肩の予防体操をする時は、肩の痛みが出ない範囲で行って下さい。
肩の痛みが出るほど挙げてしまうと、五十肩が悪化する可能があります。
十分注意して行って下さい。
【 五十肩の予防体操(その2)】
@A(その1)と同様
B片方の手を、斜め上前方に挙げる(上に45度、外に45度)
C手の延長線上にゆっくり手を伸ばす
この時に(その1)と同様に、肩の負担がかからないように
体ごと持っていくようにするぼがコツ!
DEF(その1)と同様
※このとき肩が痛い人は、絶対に無理をして行なわないこと。←重要です!
痛い場合は、手を挙げるのは痛くない側だけやって下さい。
痛い側は手を上げず、体だけ同じ動きをやるだけでも、効果があります。
【 五十肩の予防体操(その3)】
@A(その1)と同様
B片方の手を真横挙げる(上に45度、外に45度)
Cそのまま手の延長線上にゆっくり手を伸ばす
体を真横に倒すようにします
この時に(その1、2)と同様に、肩に負担がかからないように
体ごと持っていくようにするのがコツ!
DEF(その1)と同様
以上が、五十肩の予防体操です。
やる事は簡単ですが、痛みがある時には絶対に無理をしないで下さい。
上記の方法を手を上げず、体だけを倒して行うだけでも、かなりの効果があります。
あせらず、ゆっくりと行って下さい。
五十肩の予防には、肩と肩甲骨が同時に動く柔軟な体を作ることが大切です。
時間がある時、気づいた時に、こまめにやって下さいね。
痛みとの決別〜五十肩を自宅で改善