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様々な腰痛解消方法をご紹介します。

五十肩

五十肩体操

《 五十肩体操について》

五十肩は、別名をフローズンショルダー(凍結肩)とも言い、

肩関節の硬直(硬くなって動かなくなる)を特徴としています。

急性炎症期では、安静にして患部を冷やすことが大切ですが、慢性期においては

患部を温めて積極的に体操した方が予後良好です。

五十肩の体操は、いろいろありますので痛み方によって使い分けが必要です。

五十肩で体操(ストレッチ)を行う場合は、無理をせずに行いましょう。

始めはゆっくりと。動きが良くなってきたら徐々に可動域を広げ、症状の緩和を目指します。

“アイロン体操(コマンド体操)” 【激痛期】

椅子や机などで体を支えて安定させ、五十肩で痛い方の手にアイロンやダンベルなど、

おもりになる物を持って、静かに前後、左右にゆらします。

始めはゆっくり。動きが良くなってきたら少しずつ、ふり幅を広げていきます。

アロン体操は、五十肩の中でも主に急性期に行います。

特に、腕が水平より上に上がらない場合に適しています。

下を向いた運動になりますので、肩関節にかかる負担が少なくてすみます。

無理のかからない程度に、患部をストレッチする要領で行って下さい。



“コニリー体操(コンノリー)” 【慢性期】

五十肩の中でも、主に慢性期に行います。

腕が水平より上に上がるようになってきたら、積極的に動かすようにします。

1,自分の肩より高い所(タンスなど)を握り、腰を落とすことによって肩関節が

  引き伸ばされる様にします。

2,健康な方の手で、五十肩のある方の手を握り、上に引き上げる。

3,両腕を頭の後ろで組み、肘を開く。




“棒体操” 【快復期】

棒を両手で持ち、健康な方の手で五十肩のある方の腕を引っ張ったり、伸ばしたり、

更に積極的に肩関節の可動域を広げていき、ストレッチして行きます。

肩関節の動きが改善されはじめ、強い痛みも快復してきたら、一歩進んで棒を使い、

肩関節を大きく動かしてみましょう。



“壁押し体操”【予防】

予防法として使える体操です。

壁を使って、腕立て伏せを使う要領で行って下さい。


【その他】

痛みが強く、肩関節が良く上がらないときに適しています。

指を使って壁を歩くようにして、少しずつ肩をストレッチし、可動域を広げて

いきます。

4つの体操を紹介しましたが、痛み具合をみて自分にあった体操をみつけて

頂けたら幸いです☆

          痛みとの決別〜五十肩を自宅で改善




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